vol.01

夫婦の関係とニオイ問題

臭う場所1位は夫の近く60.9%
女性に聞いた 夫婦の関係とニオイ問題

株式会社マンダムでは、多くの方にデオドラント製品を通してより快適な暮らしをお届けしたいと考え、日々様々なニオイ研究に取り組んでいます。
今回は、「男女(夫婦)の関係とニオイについての調査レポート」をご報告します。男性本人は気付かないのに、近くの女性は感知するという“不思議なニオイの世界”、さてその実態は?

調査概要

調査方法 :インターネットリサーチ
実施時期
:調査(1)(第1回)2013年11月 ……… 420名
調査(2)(第2回)2014年1月 ……… 394名
調査対象 :30~49歳の夫と同居し、夫のニオイが気になることがある25~49歳の女性

夫のニオイ実態 〜いつから臭い?どこが臭い?どんなニオイ?〜

  • 夫のニオイが気になり出すのは平均で結婚6年目、相手の年齢は37歳
  • ニオイが気になる場所は1位は「夫の近く」60.9%
  • ニオイが気になるモノ 1位は「枕」82.0%
  • ニオイの発生元は「頭(後頭部から首の付け根あたり)」53.8%
  • ズバリ、夫のニオイは「○○のニオイ」 1位はオヤジ臭

夫のニオイが気になり出したのは「結婚後」

75.4%の女性が結婚してから相手のニオイが気になり出したと回答。
付き合っている時には接触時間や距離の問題で意外と気づかない? 結婚前は男性がニオイケアを一生懸命していたから?
それとも“恋は盲目”状態で臭いものには蓋をしていた?
はたまた、年を重ねる段階で相手のニオイに変化が生じてきたのでしょうか?

あなたが夫のニオイ(体臭)が気になりだしたのは、結婚前ですか?結婚してからですか?(SA方式 n=394)

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夫のニオイが気になり出したのは「結婚6年目」

「結婚何年目から気になり出したか?」という質問には、早い人では結婚してすぐ、長い人では20年とバラつきはありますが、平均すると6年目となりました。
(FA方式 n=394 第2回調査より)

ニオイが気になり出した時の夫の年齢は「37歳」

最も多かったのは35歳~39歳で31.9%、全体を平均すると「37歳」となりました。
ミドル世代を中心とした30歳~44歳で全体の81.2%となり、この世代で体臭が強くなっていることが推測できます。

あなたが夫のニオイ(体臭)が気になりだしたのは、相手の年齢がいくつくらいの時ですか?(SA方式 n=420)

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特定の場所ではなく、「夫の近く」が一番臭い

夫のニオイが気になるのはどんな場所か?という問いに対して1位は「夫の近くにいるとき」で60.9%。
夫とすれ違う瞬間にも22.1%の女性がニオイを感じるなど、決まった場所ではなく、夫の移動先にニオイあり。
2位「寝室に入ったとき」、3位「寝室で朝起きたとき」と、本来ならば心地が良く、心穏やかに過ごせる空間であるべき寝室が、実は女性にとって居心地の悪い場所となっていることがわかりました。

夫のニオイ(体臭)が気になるのはどんな場所ですか?(MA方式 n=394)

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最も夫のニオイが気になるモノは「枕」

寝室が臭いということを裏付けるかのように、夫が身につけている・使っているモノでニオイが気になるものは何か?という問いでは、「枕・枕カバー」が82.0%で1位に。
寝具やパジャマ、肌着など直接肌に触れるものが上位にランクインする一方で、お風呂上りにほんの数分、それもキレイな体を拭いているはずのバスタオルがスーツやジャケットよりも臭うという意外な結果に。

夫が身につけている、もしくは使っているモノで、ニオイ(体臭)が気になるものは何ですか?(MA方式 n=394)

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体よりも「頭」が臭い!?
ニオイの発生元は「頭(後頭部から首のつけ根)」

夫のニオイはどこから発生していると思うか?の問いでは、「頭(後頭部から首のつけ根)」が1位で53.8%と、腋(わき)27.9%の約2倍となっています。
ニオイケアといえばまず「腋(わき)」と思いがちですが、30~40代男性が最もケアすべきは頭なのかも知れません。

夫のニオイ(体臭)はどこから発生していると思いますか?(MA方式 n=394)

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ズバリ 夫のニオイは「〇〇のニオイ」

フリーアンサーで多かった回答では「オヤジ臭(おそらく加齢臭)」「汗くさい」「脂(油)くさい」、などが挙がりました。また、(明確に表現は出来ないが)「こもったようなニオイ」「もわっとして嫌なニオイ」というような、うまくは表現出来ないけれどもなんだか不快・苦手というような表現も多く見られました。

「インスタント焼きそばの腐ったようなニオイ」
「野良犬のようなニオイ」
「ドブのようなニオイ」
「雑巾くさい」


といった厳しい回答も中には見られました。
(FA方式 n=394 第二回調査より)