
「許せない」のは、 “汗臭”と“ミドル脂臭”意外!?加齢臭は「許せる」約9割!
女性は、やはりニオイに厳しい
「許せない」のは、 “汗臭”と“ミドル脂臭”
意外!? 加齢臭は「許せる」約9割!
株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村元延 以下マンダム)では、多くの方にデオドラント製品を通してより快適な暮らしをお届けしたいと考え、日々様々な体臭研究に取り組んでいます。近年、猛暑や節電などの影響により、日常的に汗をかく機会が増え、生活者の体臭に対する意識が年々高まるとともに、「スメハラ(スメル・ハラスメント)」という問題が発生しています。体臭は、個人の悩みや問題にとどまらず、生活者のQOL(quality of life)を損なう社会的な問題にまで発展しています。そこで、デオドラント剤の最需要期となるクールビズシーズンを前に、25~54歳の働く男女を対象に、「男性の基本3体臭“汗臭” “ミドル脂臭” “加齢臭”に関する調査」を実施しましたので、その調査結果を報告いたします。
調査概要
実施期間 | :2015年4月 |
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対象 | :25~54歳の働く男女183名(男性92名 女性91名) |
調査エリア | :東京 |
調査方法 | :CLT調査 |
調査サンプル | :「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」のニオイモデル ※各ニオイサンプルは、これまでの当社臭気判定士による日本人男性1050人への体臭調査において、最もニオイ強度の高い方のニオイ強度に合わせて作成しています。 |
男性と女性でニオイに対する不快度が違う!?
【強度】男性より女性のほうが、ニオイ(体臭)を強く感じる
男性の基本3体臭(以下、3臭)それぞれのニオイの強度について調査したところ、3臭全てについて、男性よりも女性のほうがニオイを強く感じる傾向にあることがわかりました。
ニオイの強度

また、ニオイ別に見ると、この3臭の中で加齢臭は、他の2臭よりもニオイの強度が弱い結果となっています。男女ともに「ニオイを感じない」という人も、他の2臭より顕著に高い割合となっています。調査に使用したニオイサンプルは、当社がこれまでの日本人男性1050人への体臭調査において、最もニオイ強度の強かった人のレベルに合わせていることから、加齢臭については、あまり強いニオイではないことがわかります。
【不快度】男性よりも女性のほうが、ニオイ(体臭)に対する不快度が高い
3臭それぞれの不快度を見てみると、全てにおいて、男性より女性のほうが、においに対する不快率が高いという結果になりました。ニオイ別で見ると、【強度】と同様に、加齢臭の不快率は、男女ともに他のニオイより低いという結果となりました。
ニオイの不快度

【容認度】男性より女性のほうが、ニオイ(体臭)に対する非容認度が高く、厳しい
ニオイの容認度についても、3臭全てについて、男性より女性のほうが、非容認率が高いことがわかりました。ニオイ別で見ると、加齢臭の非容認率は低く、「なんとも思わない」という人も他のニオイより顕著に高い割合となっています。
一方、汗臭、ミドル脂臭に対する非容認率は高く、「許せない」という人が多い結果になっています。
ニオイの容認度
